ウォーキングは加齢による運動能力の低下を防ぐ効果が期待できるため、日頃スポーツをしていない人は意識して運動することをお勧めします。
ここでは代表的な効果を6つ紹介します。
ウォーキングの健康効果
ロコモ対策になる
ロコモとはロコモディブシンドローム(運動器症候群)の略で、加齢による運動障害のために、立つ、歩く、座るといった基本的な機能が低下して介護が必要になる危険が高くなる状態のことを言います。
日頃の運動習慣はその対策としての結果が期待できます。
ダイエット
メタボ対策として有酸素運動であるウォーキングは効果的です。
ウォーキングにより酸素が脂肪と結合し燃焼します。代謝が促進されカロリーを消費するだけでなく、基礎代謝のアップも期待できます。
骨粗鬆症対策
運動による適度な負荷は骨密度を保つことに繋がり骨の老化を防ぎます。実際の調査でも骨粗鬆症の症状の進行が緩やかという結果もあります。
ボケ防止
周囲の風景を眺めながら歩いたり会話しながら歩くことはストレス発散や気分転換にもなり、ウォーキングによる脳への刺激は物忘れの改善も期待できます。
血圧を下げる
厚生省の行った調査でも、 「歩数が多いほど最高血圧、最低血圧ともに低くなる」というデータが出ています。ウォーキングは心拍出量と交感神経系の両方に作用するため、運動の中でも血圧降下に効果があると言われています。
実際に、1回30分の運動を週2回以上、8,000歩程度のウォーキングを3ヵ月行うと高血圧のリスクを減らすことができるという報告があります。
血圧が気になる人は、心拍数約100~120くらいまで、ペースは1日おき、時間は30分~60分、を目安に無理せず歩きましょう。
長寿
心肺機能・基礎代謝を高め、脂肪を燃焼することにより高脂血症や糖尿病といった生活習慣病の予防の他、血圧の安定、ストレス解消、自律神経の機能改善も期待できます。
ウォーキングの注意点
歩く前に必ず屈伸運動など軽く準備体操をしましょう。
ウォーキングシューズはクッション性があり、軽く、通気性があって蒸れないものを選びましょう。幅が狭すぎたり幅の広すぎる靴は外反母趾の原因にもなります。
もし歩いている最中に動悸や吐き気、胸痛、めまいといった普段と違う症状を感じたらすぐに休みましょう。
もし、休んだり帰宅しても症状が治まらない時は病院へ行きましょう。
無理をすると怪我や病気になりかねません。自分の体調や身体の状態に合わせ「歩かないこと」も大切です。
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